昔ながらの藍染技法には欠かせない「すくも」。蓼藍の葉を約100日間かけて発酵させたものです。天然灰汁発酵建てでは、このすくもに木灰からとった灰汁などを加えて液を仕立てます。地形と歴史的背景から、すくもの多くは徳島県が産地になっています。

しかし近年、蓼藍を育てる農家と、すくもをつくる職人「藍師」の後継者不足により、徳島県のすくもの生産量が激減しています。

我が工房もこれまでずっと徳島のすくもに頼っておりましたが、いよいよ昨年、すくもが1俵も手に入らない事態に陥りました。

丸森町の農家さんと連携し、蓼藍の生育を始めました。

名付けて「あいづち(藍土)プロジェクト」。

丸森の土で、藍を育むプロジェクトです。

あいづちプロジェクトは、

蓼藍の生育、すくもつくり、藍建てまで、

一貫して丸森町でできる状態を目指します。

aizuchi-project

蓼藍は日本中どこでも育つ強い草です。ならば、この丸森町でも「すくも」をつくることができるはず。藍染が広く生活に浸透していた時代、「藍師」「染師」とそれぞれ分業されていました。すくもをつくるのも、藍を建てるのも、それぞれ発酵させていますから、片手間ではできないほど、少しの変化を見定め、具合を整えてやる技術が必要なのです。

それくらい繊細な仕事が両立してできるものなのか、多少の不安もありながら、がらんでも丸森町の農家さんと連携し、蓼藍の生育を始めました。名付けて「あいづちプロジェクト」。丸森の土で藍を育むプロジェクトです。

あいづちプロジェクトは、蓼藍の生育、すくもつくり、藍建てまで、一貫して丸森町でできる状態を目指します。

 

今後、種まきや刈り取りなど、広く参加者を募りながらみなさんと一緒に挑戦していけたらと思っています。

  • Black Facebook Icon
  • Black Instagram Icon
  • Black Tumblr Icon