
古来から「JAPAN BLUE」と呼ばれるほど、生活や文化に深く溶け込んでいた日本の藍。
衣服をまとうことに薬効を期待した時代、
藍には解毒解熱、殺菌消毒・虫除け効果があると言われていました。
全ての衣服が手紡ぎの糸、手織りの布で1枚1枚丁寧に作られていた時代、
藍で染めれば繊維が数倍強くなると言われていました。
しかし、古来の伝統技法は、高度な技術と手間を要することから、
日本の藍は化学技術の発展と共に、合成藍、インド藍、化学薬品を用いた簡素なものに急速に移行してきました。
藍染が、古くから親しまれていたその理由を忘れることなく
がらんの藍染はケミカルなものを一切使わない日本古来の伝統技法「天然灰汁発酵建て」にこだわり
ひとつひとつ素手で丹精込めて染め上げています。
藍本来の気持ち良さを、肌で感じてみてください。

染 師 八巻 繭
1992年、岡山県美星町で生まれる。同時期に父 秀夫が藍染を始める。1995年、両親に連れられ宮城県丸森町に家族で移住。18歳から父 秀夫の工房「野風」で藍染を手伝いを始める。社会教育、復興支援、人材育成などの仕事を経て2016年「がらん」設立。

染 師 八巻 秀夫
『藍染工房 野風』を営む。かつては公務員として働いていたが、「環境に負荷をかけない仕事がしたい」と思い、藍染の道へ。1995年藍染に不可欠な美しい水を求めて宮城県丸森町に家族で移住。化学薬品、合成藍を一切使用しない江戸時代からの藍染の手法は珍しく、高い評価を受けている。藍染体験も積極的に行いつつ、これまで数々の個展を開催している。

住所
〒981-2116 宮城県伊具郡丸森町字上滝東26-1
営業時間
10:00-17:00/不定休
(お越しの際はご連絡ください。)
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電話番号
080-5227-1025